注目試合 SAS(サンアントニオ・スパーズ) VS NYK(ニューヨーク・ニックス)

試合の背景
NBAファイナル第4戦。ニューヨーク・ニックスが3勝1敗と王手をかけるか、サンアントニオ・スパーズが2勝2敗のタイに持ち込むかという大一番です。
ニックスはプレーオフ13連勝がゲーム3で止まりました。1973年以来のフランチャイズ初優勝へあと2勝に迫る位置にいますが、ブランソン(32得点・25本中11本成功)の決定力不足とカール=アンソニー・タウンズの第4クォーター不振(ファイナル3試合連続無得点)が課題として浮上しています。
スパーズはゲーム3でウェンバンヤマが32得点・8リバウンド・6アシスト・3ブロックの活躍でシリーズに踏みとどまりました。インサイド攻撃を軸に5選手が2桁得点と攻撃バランスが戻っており、シリーズ2勝2敗のタイに持ち込めるかが焦点です。
注目選手
サンアントニオ・スパーズ
ゲーム3で復調したヴィクター・ウェンバンヤマが最大の注目です。アーク内9本中9本成功と圧倒的なインサイド支配を見せており、「最も効率的なショットはアリウープ」という言葉通りのプレースタイルでニックスのディフェンスを崩しています。またスティーフォン・キャッスルは前半だけで18得点を記録するなど若手の台頭も見逃せません。
ニューヨーク・ニックス
チームの精神的支柱ジェイレン・ブランソンはファイナル通算で37%のフィールドゴール成功率と本来のパフォーマンスを発揮できていません。ここまでのプレーオフで見せた爆発力を取り戻せるかが優勝への鍵です。タウンズも第4クォーターでの存在感を取り戻す必要があり、2人の復調がニックスにとって絶対条件となります。
試合結果 SAS 106 – 107 NYK
試合結果
前半だけで29点差をつけられたニューヨーク・ニックスが、NBA史上ファイナル最大の逆転劇を演じました。第3クォーターに13連続得点を含む猛攻で流れを引き寄せ、第4クォーターに逆転。残り30秒でスパーズに再逆転を許しましたが、残り1.2秒でジェイレン・ブランソンの3ポイントシュートのリバウンドをOGアヌノビーがチップインで決め、107-106の劇的勝利を収めました。
後半だけで58-30と圧倒したニックスは、1997年以降のプレーオフで歴代2位となる29点差からの逆転を達成。3勝1敗とファイナル王手をかけ、1973年以来の悲願の優勝まであと1勝に迫っています。
注目選手の活躍
ニューヨーク・ニックス
OGアヌノビーが33得点の大爆発で逆転劇の主役となりました。残り1.2秒のチップインはニックス史上最も象徴的なプレーとして語り継がれることになるでしょう。ジェイレン・ブランソンも36得点を記録し、前半の不振から立て直してチームをけん引しました。カール=アンソニー・タウンズは「右手は神様からの贈り物」とアヌノビーの決勝弾を称えました。
サンアントニオ・スパーズ
ヴィクター・ウェンバンヤマは24得点・13リバウンドを記録しましたが、フィールドゴール25本中9本成功と精彩を欠きました。残り1分47秒に2本のフリースローを連続で外したことが痛恨の失点につながりました。ディラン・ハーパーが21得点、デアーロン・フォックスとデヴィン・バッセルがそれぞれ18得点を挙げましたが、第3クォーター以降3ポイント17本中3本成功と急激にシュートが冷え込みました。

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