注目試合 POR(ポートランド・トレイルブレイザーズ) VS SAS(サンアントニオ・スパーズ)
試合の背景
ポートランド・トレイルブレイザーズ(42勝40敗)は、プレーインで8シードのフェニックス・サンズを114-110で下して7シードを獲得。2021年以来となるプレーオフ進出を果たし、2シードのサンアントニオ・スパーズとの第1ラウンドに臨みます。
スパーズは今季62勝20敗でウェスタン・カンファレンス2位。3月1日以降の34試合でわずか4敗という圧倒的な強さを誇り、フランチャイズ史上6度目のNBAタイトルを狙う優勝候補の一角です。今季の直接対決ではスパーズが2勝1敗とリードしていますが、ビクター・ウェンバンヤマは3試合すべてを負傷欠場しており、満を持して今シリーズに登場します。
ブレイザーズの代行ヘッドコーチを務めるティアゴ・スプリッターは「ウェンバンヤマは攻守両面での最重要課題」と語り、チーム全体での対策を強調。プレーイン突破の立役者デニ・アブディアが引き続きチームを牽引できるか注目です。
注目選手
ポートランド・トレイルブレイザーズ
プレーイン決定戦で41得点を挙げたデニ・アブディアが最大の注目株です。第4クォーターに11点ビハインドから逆転を呼び込む3点プレーを決めるなど、大舞台での勝負強さを見せました。チームとしてボールをシェアしながらウェンバンヤマをいかに封じるか、組織的な守備が問われます。
サンアントニオ・スパーズ
今季65試合で平均25得点・1,600得点・736リバウンド・197ブロックを記録したビクター・ウェンバンヤマがいよいよプレーオフ初登場。7フィート5インチの長身からボール処理・シュート・リムプロテクト・アウトサイド守備をこなす規格外の存在です。デアーロン・フォックス(平均18.6得点)、ステフォン・キャッスル(平均16.7得点・トリプルダブル5回)も控えており、スパーズは7人が2桁平均得点という層の厚さも武器です。
試合結果 POR 98 – 111 SAS
試合結果
サンアントニオ・スパーズがホームのフロスト・バンク・センターで111-98と快勝し、ウェスタン・カンファレンス1回戦の第1戦を制しました。スパーズにとって2019年以来のプレーオフ復帰戦でしたが、本拠地を埋めたファンの前でビクター・ウェンバンヤマが圧巻のパフォーマンスを披露。ポートランドは3ポイントシュートが38本中10本成功(26.3%)と精彩を欠き、リバウンドでも38対45と劣勢に立たされました。
スパーズは第3クォーターに守備を締め直して2桁リードを取り戻すと、デビン・バッセルが8連続得点でチームを鼓舞。「どのポゼッションも大事にする」という徹底したスタンスが勝利を引き寄せました。第2戦は火曜日にサンアントニオで開催され、その後シリーズはポートランドへ移ります。
注目選手の活躍
サンアントニオ・スパーズ
ビクター・ウェンバンヤマがプレーオフデビュー戦で35得点を記録。前半だけで21得点を挙げ、1997年以降のプレーオフデビュー前半最多得点のNBAレコードを樹立しました。またティム・ダンカンが1998年に記録したスパーズのプレーオフデビュー最多得点(32点)も更新。第1クォーターにはアブディアをかわしてのドリブルからダンクを叩き込むなど、規格外のプレーで会場を沸かせました。ステフォン・キャッスルとデアーロン・フォックスがそれぞれ17得点を加え、2人合わせて15アシストを記録しています。
ポートランド・トレイルブレイザーズ
デニ・アブディアが30得点・10リバウンドとチームを牽引しましたが、チーム全体の3ポイントシュートが振るわず敗戦。スクート・ヘンダーソンが18得点を加えました。スプリッターHCは「スパーズは難しいポジションを強いてくる。3ポイントをもっと決めなければ」と第2戦へ向けて課題を口にしました。

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