注目試合 CLE(キャバリアーズ) VS DET(ピストンズ)
試合の背景
イースタン・カンファレンス準決勝は第5戦を迎え、クリーブランド・キャバリアーズとデトロイト・ピストンズのシリーズは2勝2敗のタイとなっています。開幕2連敗を喫したキャバリアーズが敵地での苦戦を乗り越え、ホームで2連勝を飾ってシリーズを振り出しに戻しました。
序盤はピストンズの激しいフィジカルプレーと豊富なエネルギーがキャバリアーズを圧倒しましたが、試合会場がクリーブランドに移ると流れは一変しました。キャバリアーズはペースをコントロールし、速攻の機会を封じながら堅固な守備を武器に連勝を達成。直近2試合でピストンズのターンオーバーは計36本、ファウル数は52回に上り、その差がスコアに直結しています。
第5戦は再びデトロイトでの開催となり、ピストンズはホームの雰囲気を追い風に反撃を期します。ただし、ガードのダンカン・ロビンソン(腰痛)、カリス・ルバート(かかとの打撲)、ケビン・ユアター(内転筋の張り)と複数選手が負傷者リストに名を連ねており、コンディション面での不安要素を抱えての一戦となります。キャバリアーズはプレーオフでのアウェー戦績が0勝5敗と依然として課題を抱えており、敵地での初勝利を掴めるかが焦点です。
注目選手
クリーブランド・キャバリアーズ
ドノバン・ミッチェルはここ2試合で圧倒的な存在感を示しており、第4戦では第3クォーターだけで21得点を奪い、後半だけで39得点・合計43得点をマークしました。ピストンズのあらゆるディフェンダーをものともせずにペイントへ切り込む姿は、このシリーズの主役としての地位を確固たるものにしています。エバン・モブリーも第4戦で5ブロック・3スティールと守備面で躍動し、ジャレン・デューレンを抑え込んで勝利に貢献しました。
デトロイト・ピストンズ
ケイド・カニングハムはキャバリアーズのレングスとディフェンスプレッシャーに苦しんでおり、本来の力を発揮できていません。第4戦ではカリス・ルバートが24得点を挙げるなど孤軍奮闘しましたが、負傷を抱えながらの出場が続く見込みです。ホームコートアドバンテージを生かし、シリーズ序盤の戦い方を取り戻せるかが巻き返しのカギを握ります。
試合結果 CLE 117 – 113 DET(OT)
試合の流れ
前半に15点差をつけたデトロイト・ピストンズでしたが、クリーブランド・キャバリアーズが驚異的な粘りを見せました。第4クォーター残り2分以上の時点で103-94とピストンズが9点リードしていましたが、キャバリアーズはここから猛反撃を開始。エバン・モブリーのフリースロー2本で103-103と同点に追いつき、試合は延長戦へと突入しました。
延長戦ではキャバリアーズが13-0のランを決め、相手を約5分間無得点に封じ込めました。ドノバン・ミッチェルの3ポイントで7点差をつけると、ケイド・カニングハムが2点差まで追い上げたものの、ジェームズ・ハーデンがフリースロー2本を加えて勝負を決めました。これにより、キャバリアーズはシリーズ3勝2敗と主導権を握り、今プレーオフ初のアウェー勝利も達成しています。第6戦は現地金曜日にクリーブランドで行われる予定です。
注目選手の活躍
クリーブランド・キャバリアーズ
ジェームズ・ハーデンがプレーオフ自己最多となる30得点に加え、8リバウンド・6アシストを記録し勝利の立役者となりました。ドノバン・ミッチェルは21得点を挙げ、特に延長での3ポイントが試合を決定づけました。マックス・ストルースは3ポイント6本成功を含む20得点、エバン・モブリーは19得点、ジャレット・アレンは16得点・10リバウンドのダブルダブルを記録しています。
デトロイト・ピストンズ
ケイド・カニングハムは39得点・9アシストと個人では好成績を残しましたが、チームとしての反撃には届きませんでした。負傷欠場のダンカン・ロビンソンに代わり先発出場したダニス・ジェンキンスが19得点を挙げました。トバイアス・ハリスはフィールドゴール19本中13本を外し13得点にとどまり、ジャレン・デューレンも9得点・5リバウンドと存在感を示せませんでした。

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