注目試合 マジック VS ピストンズ
試合の背景
プレーオフ開幕戦で予想外の敗戦を喫したデトロイト・ピストンズが、ホームでオーランド・マジックを迎え第2戦に臨みます。
第1戦では、マジックが試合開始から一度もリードを許さない完璧な試合運びで112-101と快勝しました。第8シードが第1シードの本拠地に乗り込んでの勝利という番狂わせとなっています。パオロ・バンケロが23得点、フランツ・ワグナーが第4クォーターだけで11得点を叩き出す19得点と活躍し、バランスのとれた攻撃でピストンズを圧倒しました。
ピストンズにとって問題は敗戦そのものだけでなく、敗れ方にありました。ケイド・カニングハムが39得点を挙げた一方、二桁得点を記録したのはわずか2選手にとどまりました。ジェイレン・デュレンはわずか8得点・7リバウンドに封じられ、チームの総得点は1月29日のサンズ戦以来約3カ月ぶりの低水準でした。さらにホームでのプレーオフ連敗は11試合に伸び、NBA史上最長記録となっています。
ビッカースタッフHCはディフェンス面での課題を率直に認めています。第1戦でピストンズはフリースローを38本獲得した一方、マジックには19本しか与えませんでした。本来のフィジカルで積極的なディフェンスが機能していなかったとHCは指摘しており、第2戦での立て直しが急務です。
注目選手
デトロイト・ピストンズ
エースのケイド・カニングハムは第1戦で39得点を記録しましたが、チームとしてのサポートが乏しく孤軍奮闘を余儀なくされました。第2戦では周囲の選手がどれだけ援護できるかが鍵となります。オールスターセンターのジェイレン・デュレンは第1戦の不振を取り戻す必要があり、インサイドでの存在感を発揮できるかに注目が集まります。デュレン本人も「自分たちの方が強いチームだと信じている。修正してより賢くプレーするだけだ」と前を向いています。
オーランド・マジック
第1戦で23得点を挙げたバンケロは、ディフェンス面での集中力継続をチームに求めています。「ディフェンスでコミュニケーションをとり、アグレッシブに動き続けることが大事だ」と語り、気の緩みを戒めています。モスレーHCも「第1戦の勝利に満足せず、1試合ずつ集中する」と選手に伝えており、第2戦でも引き締まった戦いを見せられるかが焦点となります。

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試合結果 マジック 83 – 98 ピストンズ
試合結果
デトロイト・ピストンズがオーランド・マジックを98-83で下し、シリーズを1勝1敗のタイに戻しました。
第1戦でケイド・カニングハムがキャリアプレーオフハイとなる39得点を挙げながらも孤軍奮闘で敗れたピストンズでしたが、第2戦では5選手が二桁得点をマークしました。試合序盤からリードを奪ったピストンズは前半を46-46の同点で折り返しましたが、第3クォーターに38-16と圧倒し、一気に試合を決定づけました。
この勝利によりピストンズのホームプレーオフ連敗が11でストップ。2008年から続いていたNBA史上最長のホームプレーオフ連敗記録に終止符を打ちました。第3戦は土曜日にオーランドで行われます。
注目選手の活躍
デトロイト・ピストンズ
カニングハムが27得点・11アシスト・6リバウンドとオールラウンドな活躍でチームを牽引しました。第1戦とは打って変わってチームメートのサポートも厚く、トバイアス・ハリスが16得点、ジェイレン・デュレンとオサール・トンプソンがそれぞれ11得点、ダンカン・ロビンソンとアイザイア・スチュワートが各10得点を記録しました。特にロビンソンは3ポイントを3本沈め、チームの弱点とされてきた外角シュートを補いました。
オーランド・マジック
ジェイレン・サグスが19得点、パオロ・バンケロが18得点を記録しましたが、2人合わせて35本中21本を外すなど精彩を欠きました。チームのフィールドゴール成功率は33%にとどまり、シーズンロースコアに終わりました。第1戦で17得点を挙げたウェンデル・カーター・ジュニアはわずか3得点と封じられ、フランツ・ワグナーとデズモンド・ベインはそれぞれ12得点を記録しています。

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