注目試合 CLE(クリーブランド・キャバリアーズ) VS DET(デトロイト・ピストンズ)
試合の背景
イースタン・カンファレンス準決勝は、ついに第7戦を迎えます。ここまでクリーブランド・キャバリアーズとデトロイト・ピストンズは互いに相手コートで白星を挙げており、シリーズは3勝3敗のタイに。最終決戦の舞台はピストンズのホーム、リトル・シーザーズ・アリーナとなります。
キャバリアーズは第5戦をオーバータイムの末117-113で制して3勝2敗とリードを奪いましたが、第6戦はピストンズに115-94と大差で敗れてシリーズはイーブンに戻りました。ピストンズはレギュラーシーズンでホーム32勝9敗という堂々の成績を残しており、第1ラウンドのオーランド・マジックとの第7戦でも116-94と快勝しています。スター選手のケイド・カニングハムは「会場は熱狂に包まれるはずだ。ファンも試合に入ってくるだろう」と、ホームの大観衆を味方につける覚悟を示しています。
両チームにとって勝てば次のラウンドへ、負ければシーズン終了という一戦です。キャバリアーズは2008年のボストン・セルティックス戦以来、第7戦で負けたことがなく、伝統的な強さを誇ります。一方のピストンズは2006年のクリーブランド戦以来となる7戦シリーズを勝ち切れるか、注目が集まります。
注目選手
クリーブランド・キャバリアーズ
レギュラーシーズンで平均27.9得点を記録したドノバン・ミッチェルですが、このシリーズでは6試合中3試合で23得点以下に抑えられています。第6戦は18得点にとどまり、フィールドゴール成功率はわずか30%でした。ピストンズの守備の要であるアサー・トンプソンが厳しいマークで封じており、アトキンソンHCはオープンコートでの起用を増やすことを解決策として挙げています。センターのジャレット・アレンはデュレンとのマッチアップで優勢な3試合全てでチームを勝利に導いており、この対決も勝負の鍵を握ります。
デトロイト・ピストンズ
NBAディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの最終候補にも挙がったアサー・トンプソンは、ミッチェルへの献身的なマークでシリーズを通じてチームを支えています。センターのジェイレン・デュレンはリバウンドで存在感を発揮しており、デュレンがアレンを上回った3試合でピストンズは全勝しています。第6戦では43対40とリバウンドで上回り、21点差の圧勝を演出しました。ホームコートの利を活かし、第7戦でもこの強みを発揮できるかが勝敗うの鍵を握ります。
試合結果 CLE 125 – 94 DET
試合結果
クリーブランド・キャバリアーズがデトロイト・ピストンズを125-94で下し、イースタン・カンファレンス・ファイナル進出を決めました。第4シードのキャバリアーズが第1シードのピストンズを撃破する番狂わせとなり、次の相手は第3シードのニューヨーク・ニックスです。ゲーム1は火曜日にニューヨークで行われます。
キャバリアーズは序盤から主導権を握り、ピストンズに流れを渡しませんでした。第1クォーターを31-22とリードすると、第2クォーターには24-9のランで突き放し、前半を64-47で折り返します。後半も勢いは衰えず、最大35点差をつける圧勝劇となりました。ピストンズのフィールドゴール成功率は35.3%に低迷した一方、キャバリアーズは50.6%と効率よく得点を重ねました。ペイント内得点でも58対34と大きく上回り、完全に試合を支配しました。
キャバリアーズがイースタン・カンファレンス・ファイナルに進出するのは2018年以来、チーム史上9度目です。アトキンソンHCは「力強さを持って戦うことが鍵だった。第6戦のような失速がなかったことが今日の大きな違いだった」と語りました。
注目選手の活躍
クリーブランド・キャバリアーズ
ドノバン・ミッチェルが26得点を挙げ、第3クォーターだけで15得点と試合を決定づける活躍を見せました。「イースタン・カンファレンス・ファイナルに進むのは初めてだが、目標はNBAファイナル。一歩近づいた」とコメントしています。ジャレット・アレンとサム・メリルがそれぞれ23得点、エヴァン・モブリーは21得点12リバウンドのダブルダブルと、チーム全体で得点を分け合いました。
デトロイト・ピストンズ
ケイド・カニングハムはプレーオフ平均を16点下回る13得点に封じられ、「ホームコートで勝てなかったのは辛い。昨年も同じだった」と悔しさをにじませました。ダニス・ジェンキンスが17得点、ダンカン・ロビンソンも13得点を記録しましたが、チームとしてのシュートが決まらず反撃の糸口をつかめませんでした。ピストンズの2008年以来となるカンファレンス・ファイナル進出の夢は、惜しくも潰えました。

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