注目試合 PHI(セブンティシクサーズ) VS BOS(セルティックス)
試合の背景
イースタン・カンファレンス1回戦のゲーム7が、ボストンのホームコートで行われます。第2シードのセルティックスは3勝1敗とシリーズを優位に進めていましたが、ゲーム5・6と連敗を喫し、まさかの崖っぷちに追い込まれました。第7シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズがアウェーで勝利すれば、NBAの歴史上14チーム目となる「3勝1敗からの逆転負け」をセルティックスは喫することになります。
ゲーム6はセブンティシクサーズが106-93で勝利。ボストンは3ポイントシュートが41本中12本成功と精彩を欠き、ゲーム5(39本中11本)に続いてシュートタッチが戻りません。一方でセルティックスには気がかりな材料もあります。ジェイソン・テイタムがゲーム6の第3クォーター途中に左脚の張りを訴えて退場しており、ゲーム7への出場は予定されているものの、コンディションに注目が集まります。
セルティックスはシリーズの3勝のうち2勝が30点差以上の大差。底力は疑いようがありませんが、ここ2試合の失速をどう修正してくるかが最大の焦点です。ジョエル・エンビードは「特別なことを成し遂げるチャンス」と力強く語っており、セブンティシクサーズは失うものなしの姿勢でボストンに乗り込みます。
注目選手
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
タイリース・マクシーはゲーム6で30得点とチーム最多得点を記録し、シリーズの流れを引き寄せた立役者です。「ジムとジョーの話だ。誰を持っているかが重要」とチームへの信頼を口にしており、ゲーム7でもエースとしての奮起が期待されます。ジョエル・エンビードはセルティックスとの対戦に強い思い入れを持っており、「負け続けることにうんざりしている」と強い言葉でモチベーションを示しています。
ボストン・セルティックス
ジェイソン・テイタムはゲーム6途中退場のアクシデントがありましたが、ゲーム7への出場を明言しています。「チームとして一体感を持ち、もっとペースを上げて戦う必要がある」と現状を冷静に分析しており、シリーズ序盤の圧倒的な強さを取り戻せるかが鍵です。ジェイレン・ブラウンはゲーム6で18得点を挙げましたが、チームが苦しんだ3ポイントのシュート精度が改善されれば、セルティックスの逆転の原動力となります。
試合結果 PHI 109 – 100 BOS
試合経過
フィラデルフィア・セブンティシクサーズが109-100でボストン・セルティックスを下し、シリーズ3勝1敗のビハインドから歴史的な逆転勝利を収めました。NBA史上14チーム目となる「3-1からの逆転」を成し遂げ、イースタン・カンファレンス準決勝へと駒を進めました。
試合はジェイソン・テイタムの欠場(左膝の張り)という大きなアクシデントの中で始まり、セルティックスはスターターを大幅に変更。序盤からフィラデルフィアが主導権を握り、第1クォーターを32-19と大量リードで終えました。しかし第2クォーターに入るとボストンが18-4のランを見せて逆転。前半を55-50で折り返す接戦となりました。
後半は再びセブンティシクサーズがリードを広げ、最大18点差をつける場面もありました。しかし終盤にセルティックスが猛追し、残り4分を切った時点では1点差まで詰め寄りました。それでも最後はタイリース・マクシーがフリースローを沈めて流れを断ち切り、セブンティシクサーズが逃げ切りました。
注目選手の活躍
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
ジョエル・エンビードが34得点・12リバウンド・6アシストとチームを牽引しました。第4戦から虫垂炎手術明けで復帰したにもかかわらず、シリーズ初参加の3試合で100得点を記録するという前人未到の偉業を達成しています。タイリース・マクシーも30得点・11リバウンド・7アシストと躍動し、土壇場での2連続ビッグショットでセルティックスの追い上げを振り切りました。VJ・エジカムブは23得点を記録し、76ersルーキーとしてのゲーム7最多得点記録を塗り替える歴史的な活躍を見せました。
ボストン・セルティックス
テイタム欠場という苦しい状況の中、ジェイレン・ブラウンが33得点・9リバウンドとチームを引っ張りました。デリック・ホワイトも3ポイント5本を含む26得点を記録。ニーミアス・クエタは17得点・12リバウンドの奮闘を見せましたが、チームは3ポイントシュートが49本中13本成功(26.5%)と不振が続き、3試合連続で3ポイントに苦しんだことが痛手となりました。セルティックスはこれでシーズン終了となりました。

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