注目試合 NYK(ニックス) VS CLE(キャバリアーズ)
試合の背景
ニューヨーク・ニックスとクリーブランド・キャバリアーズが、イースタン・カンファレンス・ファイナルで激突します。両チームのエース、ジェイレン・ブランソンとドノバン・ミッチェルの対決は、2022年夏のトレード交渉に端を発する因縁の一戦です。当時ニックスはミッチェルの獲得を目指しながらも叶わず、ブランソンとの契約に踏み切りました。それから4年、両者はそれぞれのチームを率いてついにECFで相まみえることになりました。
ニックスは第2ラウンドで76ersを4戦全勝で一蹴し、最後の8試合を平均26.4点差で制するという圧倒的な戦いを続けています。1984年にプレーオフが16チーム制に拡大されて以来、最初の2ラウンドでの平均得失点差19.4はトップの数字です。1999年以来のNBAファイナル進出、そして1973年以来の優勝を狙います。
キャバリアーズはデトロイト・ピストンズとの第2ラウンドで2勝0敗のビハインドを跳ね返し、Game 7を125-94で制して勝ち上がりました。ミッチェルにとっては初のカンファレンス・ファイナル進出であり、チームにとってもレブロン・ジェームズ不在では1992年以来の快挙です。過去2シーズン連続でECセミファイナルに敗れ続けた雪辱を晴らす絶好の機会を迎えています。
注目選手
ニューヨーク・ニックス
ジェイレン・ブランソンは直近4シーズンで平均26.3得点(リーグ13位)を記録し、ニックスを6度のプレーオフシリーズ勝利に導いてきました。また、OGアヌノビーはハムストリングの負傷から回復し、今シリーズへの出場が見込まれています。第1・第2ラウンドで平均21.4得点を挙げており、復帰後のパフォーマンスが注目されます。
クリーブランド・キャバリアーズ
ドノバン・ミッチェルは直近4シーズンで平均26.7得点(リーグ9位)を誇り、ジャズ時代には第2ラウンドを突破できなかったミッチェルが、キャブスで悲願のファイナル進出を果たせるかが最大の焦点です。ミッチェル不在では歴史的快挙すら難しかったキャブスにとって、まさにここが正念場となります。
試合結果 NYK 115 – 104 CLE(OT)
試合結果
ニューヨーク・ニックスが第4クォーターに22点差を逆転し、延長戦で115-104とクリーブランド・キャバリアーズを下してイースタン・カンファレンス・ファイナルGame 1を制しました。
残り7分52秒に71-93と大きくリードを許していたニックスでしたが、ジェイレン・ブランソンがジェームズ・ハーデンへの積極的な仕掛けで18-1のランを演出。残り19秒に同点バスケットを沈めて101-101の延長戦に持ち込みました。延長では開始から9-0のランで一気に突き放し、1999年以来のNBAファイナル進出まで残り3勝としました。
「ただ戦い続けろ、削り続けろ、と。1つのポゼッションで全部取り返せるわけじゃない」とブランソンは語りました。過去30年のプレーオフで第4クォーターの22点差逆転は、2012年クリッパーズの24点差逆転に次ぐ歴史的な追い上げとなりました。
注目選手の活躍
ニューヨーク・ニックス
ジェイレン・ブランソンがチームハイの38得点を記録し、土壇場の逆転劇を牽引しました。ミカル・ブリッジスが18得点を追加。OGアヌノビーはハムストリング負傷明けながら13得点を挙げ、終盤の勝負どころで存在感を示しました。カール=アンソニー・タウンズも13得点を記録し、「ディフェンスが第4クォーターと延長を救った」と振り返りました。
クリーブランド・キャバリアーズ
ドノバン・ミッチェルが29得点を挙げ3Q終了時点では圧倒的な展開を作りましたが、第4クォーターに失速。エヴァン・モブリーは15得点14リバウンドのダブルダブルを記録。ジェームズ・ハーデンは15得点ながら3ポイント8本中1本成功、ターンオーバー6と精彩を欠き、逆転の起点となりました。

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