八村塁、今季最悪の内容でも前をむく
お互いのためにプレーできていなかった
レイカーズの八村塁は前戦のサンズ戦で出場約20分ながら無得点に終わり、今季最悪の内容となりました。シュートチャンスも限られ、第4クォーターは出場なしと苦しい展開でしたが、試合後には冷静に状況を受け止めています。
八村は「こういうゲームはあると思っている」と前置きしたうえで、自身がシュートを多く打てない展開でも「どうやってチームに貢献できるかが大事」と語り、ディフェンスやリバウンド、スペースづくりなど他の形での貢献を重視する姿勢を示しました。
さらにチーム全体については、「今日は本当に、お互いのためにプレーできていなかった」と率直にコメント。連勝が止まった試合だからこそ、自分たちが信頼し合い、チームとして機能する必要性を強く感じた様子でした。
苦しい内容でも前向きに課題を語り、次戦への切り替えを明確にしている点が八村らしい姿勢といえます。

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注目試合 レイカーズ(LAL) VS ラプターズ(TOR)
試合背景
トロント・ラプターズは現在ホーム8連勝中で、今回のレイカーズ戦では連勝を9に伸ばすチャンスを迎えると同時に、対レイカーズ5連敗の流れを止めたいところです。ラプターズはホームスタンド5連戦の最中で、初戦のブレイザーズ戦では16点リードを追い上げられながらも、121–118で逃げ切り勝ち。スコッティ・バーンズの終盤のブロックが勝負を決め、「本当に大きな勝利でした。すごく必要としていました」と本人も勝利の価値を強調しました。
しかし、その前の2試合ではニックスとホーネッツに連敗。特にシャーロット戦では17点リードを失っており、展開の不安定さが残っています。ラヤコビッチHCは「リバウンドの戦いが大きなポイントだった」と語り、ブレイザーズ戦でライブボールリバウンドを制したことを勝因に挙げました。
一方レイカーズは、サンズ戦で125–108と完敗し、7連勝がストップ。21ターンオーバーから32失点を許す内容で、改善が求められます。レブロン・ジェームズは「ロードに出れば自然と気持ちが引き締まる」とコメントし、連敗を避けるためにも集中して臨む姿勢を見せました。ルカ・ドンチッチは38点と活躍しつつもキャリア最多タイの9ターンオーバーを犯し、「完全に自分の責任。9個もターンオーバーしてはいけない」と反省の言葉を述べています。
レイカーズはここから4日間で3試合というタイトなロードスケジュールに突入し、その初戦となるこの一戦が重要な意味を持ちます。
注目選手
レイカーズ
ルカ・ドンチッチは前戦で38点・11リバウンド・5アシストと高いパフォーマンスを発揮しつつ、9ターンオーバーを反省しており、その修正力が注目です。レブロン・ジェームズは10点にとどまりながらも「ロードでの試合はいつも再集中させてくれる」と語り、チームの立て直しに意志を示しています。オースティン・リーブスも16点を記録しましたが、5ターンオーバーを改善できるかがポイントです。
ラプターズ
スコッティ・バーンズは28点・7リバウンド・7アシスト・2ブロックと万能ぶりを発揮し、試合終盤には決定的なブロックで勝利を引き寄せました。本人も「勝ちに戻れてよかった」と手応えを語っています。ジャマール・シードは前半だけで5スティールを奪う活躍を見せ、ラヤコビッチHCも「彼のエナジーがチームを勢いづけた」と評価しました。リバウンドで優位に立ったラプターズが、この試合でも同様のフィジカルさを保てるかが勝敗のカギになりそうです。
試合結果 LAL – TOR
試合結果
ロサンゼルス・レイカーズは、試合終了と同時に八村塁が決めた劇的な3ポイントにより、トロント・ラプターズに123-120で勝利しました。レブロン・ジェームズがコーナーの八村へパスを送り、それがブザービーターとなりました。
この試合でジェームズの連続1,297試合に及ぶ2桁得点記録は途絶えましたが、11アシストで勝利に大きく貢献しました。レイカーズはこれで直近9試合で8勝目、ロードでは9勝2敗としています。
注目選手の活躍
レイカーズ
レイカーズではオースティン・リーブスが44得点・10アシストの圧倒的な活躍を見せ、特に第3クォーターだけで22得点を奪いました。八村塁は12得点を記録し、最終的に勝負を決める重要な3ポイントを沈めました。
また、ディアンドレ・エイトンが17得点、ジェイク・ララビアが14得点、ネイト・スミスJr.が12得点と、バランスの取れた得点力が光りました。
ラプターズ
ラプターズはスコッティ・バーンズが23得点、ブランドン・イングラムが20得点と奮闘しました。ジャコビー・ウォルターが17得点、サンドロ・マムケラシュビリとイマニュエル・クイックリーがそれぞれ13得点を挙げています。
新人のコリン・マリー=ボイルズも12得点、ジャミソン・バトルが10得点と、層の厚い攻撃を見せましたが、最後の場面で勝利をつかむことはできませんでした。

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