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八村塁 NBA 25-26 2025.12.15 レイカーズ vs サンズ

NBA

最近は八村塁の重要性を考える機会になりました

八村塁のアテンプトが少ない日は負ける

NBAカップ準決勝でレイカーズはサンアントニオ・スパーズに119-132で敗れ、今季ワーストとなる132失点を喫しました。第2クォーターに17-2のランを許して以降、試合の主導権を取り戻すことができず、守備の綻びが最後まで響く展開となりました。

この試合で八村塁は、NBAカップ準決勝(vsスパーズ)としては8得点、1ブロック、1アシストを記録しました。得点こそ伸びなかったものの、守備や役割遂行の面ではコート上で求められた仕事を果たしていたと言えるでしょう。

ただ、この日の八村はシュートアテンプトが少なく、オフェンスで積極的に関与する場面は限られていました。そのためファンの間では、**「八村塁のシュートアテンプトが少ない日はレイカーズが負ける」**という、いわばジンクスのような声もにわかに噂され始めています。

もちろん一試合だけで結論づけることはできませんが、八村の積極的な攻撃参加がチーム全体のリズムに与える影響の大きさを、改めて感じさせる一戦となりました。

八村塁はスターターから外れるのか

――JJ・レディックが語った「ディフェンス見直し」

レイカーズは失点が続く状況を受け、JJ・レディックHCが「ディフェンスを見直す必要がある」と発言しました。この流れの中で、一部では八村塁がスターターから外れる可能性についても話題に上がっています。

ただし、この発言は特定の選手を問題視したものではありません。レディックHCが重視しているのは、個人の守備力ではなく、ヘルプやローテーションを含めたチームディフェンス全体の再構築です。

それでも八村の名前が挙がりやすい理由は、役割の特性にあります。八村はフィジカルとサイズを生かした対人ディフェンスを強みとしていますが、機動力や連動性を重視する守り方では、ラインナップ調整の対象になりやすい立場でもあります。

とはいえ、これは評価が下がったことを意味するわけではありません。レブロン・ジェームズやルカ・ドンチッチの守備負担を軽減できる存在であり、フィジカルなウイングへの対応力を考えても、八村の重要性は依然として高いと言えるでしょう。

問われているのは先発かどうかではなく、ディフェンス再構築の中でどのような役割を担えるかです。
八村塁の存在感は、ここからが本当の見どころとなりそうです。

今日のサンズ戦はどうなるのか。気になりますね

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注目試合 レイカーズ(LAL) VS サンズ(PHX)  

試合の背景

本来であればNBAカップ準決勝・決勝の舞台となるラスベガスに立っているはずだったレイカーズとサンズ。しかし両チームともウエスタン・カンファレンス準決勝で敗れ、レギュラーシーズンの一戦としてアリゾナで対戦することになりました。

直近の試合内容はどちらも課題が明確です。レイカーズはスパーズ戦で今季ワーストとなる132失点を喫し、守備の崩壊が目立ちました。一方サンズもサンダー相手に49点差の大敗を喫し、138失点とこちらもディフェンス面に不安を残しています。

12月1日の前回対戦では、サンズがロサンゼルスで125-108と快勝。この結果が、レイカーズにとってはリベンジの動機となっています。互いに立て直しを図りたい状況で迎える、重要な一戦です。


注目選手

レイカーズ

ルカ・ドンチッチとレブロン・ジェームズが引き続き攻撃の軸となります。前戦スパーズ戦ではドンチッチが35得点、ジェームズが19得点・15リバウンド・8アシスト・3ブロックと奮闘しました。

しかし、チームとしては直近8試合中7試合で118点以上を失っており、攻撃力以上に「5人で守るディフェンス」が大きなテーマです。オースティン・リーブスの言葉通り、守備の意識がどこまで改善されるかが勝敗を左右しそうです。

サンズ

最大の注目はコリン・ギレスピーです。負傷者が続出する中で出場機会をつかみ、サンダー戦で2得点に抑えられるまで12試合連続で2桁得点を記録していました。前回のレイカーズ戦ではキャリアハイとなる28得点を挙げています。

デビン・ブッカーは鼠径部の負傷から復帰の可能性があり、出場すれば大きな戦力となります。一方でジェイレン・グリーンは欠場が確定しており、ギレスピーが再び攻撃のキーマンとしてスポットライトを浴びる展開が予想されます。

試合結果 LAL 116 – 114 PHX

試合結果

ロサンゼルス・レイカーズはフェニックス・サンズに116-114で競り勝ちました。第3クォーターから第4クォーター序盤にかけて24-0のランを見せ、一時は試合の主導権を完全に掌握。最大で20点差をつける展開となりました。しかし第4クォーターに入ると、ターンオーバーやシュートミスが重なり、サンズの反撃を許します。

残り7分48秒の時点で99-79とリードしていたレイカーズでしたが、サンズは粘り強く追い上げ、残り12.2秒にはディロン・ブルックスがレブロン・ジェームズの上から3ポイントシュートを沈めて114-113と逆転しました。その直後、ブルックスはテクニカルファウルを重ねて退場となり、レイカーズはフリースローのチャンスを得ますが、ジェームズはこの1本を外します。

それでも最終局面、残り3.9秒にジェームズが3ポイントシュートを放った際にファウルを受け、再びフリースローの機会を獲得。最初の1本は失敗したものの、続く2本を確実に沈めて再逆転に成功しました。最後はサンズのグレイソン・アレンがブザーと同時に放ったシュートが外れ、レイカーズが薄氷の勝利を収めました。大きなリードを失いながらも、勝負どころで踏みとどまった一戦となりました。

注目選手の活躍

レイカーズ

レブロン・ジェームズは26得点を記録。試合を決めた終盤のフリースローを含め、勝負どころで存在感を発揮しました。ルカ・ドンチッチはシュートに苦しみながらも29得点を挙げ、攻撃の中心として機能。ディアンドレ・エイトンは古巣サンズ相手に20得点13リバウンドとインサイドで奮闘しました。また、チームとして今季最多となるオフェンシブリバウンド24本を奪い、内容面でも勝利を引き寄せました。

サンズ

デビン・ブッカーは負傷明けで復帰し、チーム最多の27得点をマーク。フリースローも16本中13本成功させ、安定した得点源となりました。ディロン・ブルックスは終盤に逆転の3ポイントを決めましたが、テクニカルファウル2回で退場となり、試合の流れに影響を与えました。グレイソン・アレンも最後まで勝機をうかがいましたが、ブザービーターは決まりませんでした。

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