河村勇輝2年目のNBA挑戦始まる!
3カ年計画の2年目は成長を示す

河村勇輝はNBAで2年目のシーズンを迎えます。
サマーリーグで衝撃的な活躍を見せ、ブルズの2WAY契約を勝ち取ってから、あっという間に2か月が経ちました。ファンとしても、早く彼がコートでプレーする姿を見たいと心待ちにしていました。
今日の試合で出場すれば、プレシーズンとはいえ、NBAのコートに立つことができます。ここからが本当の戦いの始まりです。ブルズにはガードの選手が多数おり、河村がロスターに食い込むのは決して簡単なことではありません。
名だたるNBA選手たちを押しのけて夢を実現するためには険しい道が待っていますが、彼自身の成長をしっかりと示してほしいところです。
課題はドライブの後のフィニッシュ
河村勇輝自身も語っているように、彼の課題はドライブ後のフィニッシュです。
「ゴール下でのフィニッシュができずにパスばかり選んでいると、ディフェンスにステイホームされてしまう。自分の持ち味のパスを活かすためにも、ゴール下で脅威になれる選手になりたい」と彼は話しています。
今日の試合で出場できれば、ぜひ長いプレイタイムでこの課題に取り組む姿を見たいところです。
今日の注目試合 CHI(ブルズ) vs CLE(キャバリアーズ)
試合の背景 オフの動き
シカゴ・ブルズ ー チームの基盤となる選手を決めて再始動

シカゴ・ブルズは、チームの基盤を維持しつつ若手の戦力を補強することに注力しました。
主力のジョシュ・ギディーとは4年契約を結び、チームの中心として長期的な安定を確保しました。
また、キャバリアーズからアイザック・オコロを獲得し、ディフェンス力の強化を図っています。
さらに、2025年ドラフトでは12位でノア・エッセンゲ、55位でラクロ・オルブリヒを指名し、将来を見据えた若手育成にも力を入れました。
これらの動きにより、ブルズはベテランと若手のバランスが取れたロスターを構築し、プレーオフ進出を視野に入れたチーム作りを進めています。
クリーブランド・キャバリアーズ ー 昨季大躍進の主力を残して優勝を狙う

クリーブランド・キャバリアーズは、昨シーズンの成果をさらに伸ばすため、主にロスターの補強に力を入れました。
ブルズからロンゾ・ボールを獲得し、守備力とボールハンドリングを強化。
また、サム・メリルとは4年契約を結び、ラリー・ナンス・ジュニアもチームに加わるなど、フロントコートの厚みを増しています。
一方で、ロンゾ獲得に伴いアイザック・オコロはトレードで放出され、ロスターの再構築を行いました。これらの補強により、キャバリアーズはディフェンス力の向上と攻守のバランスを整え、チームとしてさらなる高みを目指しています。
試合の注目点
キャバリアーズは昨シーズン、東地区を圧倒した主力陣をそのまま残したうえで、ロンゾ・ボールを新たに獲得しました。今季、この補強がチームのさらなる躍進につながるかが注目されます
一方ブルズは、主力候補だったジョシュ・ギディーが大型契約で復帰。また、有望株のブゼリスが成長を見せ、主力としての活躍が期待できそうです。
これらの動きにより、ブルズは今季、最もアップセットを起こす可能性がある若いチームとなりました。彼らの快進撃に大いに期待したいところです。
試合結果・解説

試合結果 CHI 118 – 117 CLE
ブルズが 118-117 でキャバリアーズを制し、接戦をものにしました
ブルズのプレシーズン初戦は、若手の勢いが光る内容となりました。中でも目を引いたのは、成長著しいマタス・ブゼリスと、再契約を果たしたジョシュ・ギディの2人です。
ブゼリスは2年目のシーズンを迎え、18分の出場で19得点・8リバウンドと堂々たるパフォーマンスを披露しました。フィールドゴール成功率は63.6%(7/11)と高精度で、3ポイントも2本成功。昨季から課題としていた判断力とフィニッシュの精度が格段に向上しており、オフェンスの軸として頼もしい存在感を放ちました。リムへの積極的なアタックに加え、守備でもリバウンド争いにしっかり絡むなど、攻守両面での成長が感じられます。
一方のギディは13分半の出場で5アシスト・3スティール・3リバウンドを記録。シュートタッチは1/4と不安定でしたが、持ち前のコートビジョンとパスセンスでチームにリズムを与えました。若手中心の構成の中で、プレーメイカーとしての役割をしっかり果たした点は大きな収穫です。
ブゼリスのスコアリング力とギディのゲームメイクがかみ合えば、ブルズは今季、東の“ダークホース”として上位陣を脅かす存在になりそうです。若いチームらしい勢いとポテンシャルが存分に感じられる試合でした。
14分間の出場で存在感を示した河村勇輝!

14分22秒の出場で3得点・5アシストを記録。
シュートは4本中1本成功(3P成功)、それでもパスワークと試合コントロールで確かな印象を残しました。
チーム最多タイの5アシストを短時間で達成したのは、彼の視野と判断力の証です。
ブルズはガード陣が豊富なだけに、ロスター争いは厳しい状況。
それでも、河村の持ち味であるテンポコントロールとパスセンスが評価されれば、チャンスは必ずやってくるはずです。
今後の試合も徐々に存在感を示して欲しいですね
まとめ
キャバリアーズは序盤から試合の主導権を握り、テンポの良いオフェンスで一時は大差をつける展開となりました。
しかし、ブルズは粘り強く食らいつき、前半終了時にはその差を一気に詰めて同点に。ハーフタイム明けも勢いは衰えず、第3クォーター途中からは主力を下げた中でもベンチメンバーが奮闘し、ついに逆転に成功します。
一度はキャバリアーズに再逆転を許したものの、試合終盤では再び流れを引き寄せ、接戦の末にブルズが勝利をつかみ取りました。特に第4クォーターでベンチメンバーが機能し、チーム全体で勢いを生み出せた点は大きな収穫といえるでしょう。
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