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NBA 24-25 2025.6.6 NBAFinals ペイサーズ 対 サンダー

NBA

今日の注目試合 ペイサーズ(IND) 対 サンダー(OKC)

試合の背景

2025年NBAファイナルは、オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズという、いずれも球団史上初の優勝を目指すチーム同士の対決となります。サンダーは2012年以来のファイナル進出、ペイサーズは2000年以来の舞台です。第1戦はオクラホマシティで行われ、サンダーがホームコートアドバンテージを持っています。両チームともトレードやドラフトで核となる選手を獲得し、長い道のりを経てこの舞台にたどり着きました。

ペイサーズの状況

ペイサーズは今季序盤は苦戦しましたが、1月以降に立て直し、イースタン・カンファレンス4位でプレーオフに進出。バックス、キャバリアーズ、ニックスを下してファイナル進出を果たしました。タイリース・ハリバートンとパスカル・シアカムを中心に、速い展開と高い攻撃力(プレーオフ平均117.7オフェンシブレーティング)が武器です。特に速攻ポイントで優位に立つ試合が多く、ベンチ陣も含めた厚い選手層が特徴です。

サンダーの状況

サンダーはレギュラーシーズン68勝14敗と圧倒的な成績でウェストを制覇。プレーオフでも堅守とトランジションオフェンスを武器に勝ち上がってきました。今季MVPのシェイ・ギルジャス=アレクサンダーを中心に、ジェイレン・ウィリアムズやチェット・ホルムグレンら若手も台頭。プレーオフでのディフェンシブレーティング104.7はリーグトップで、相手のターンオーバーを得点につなげる速攻が持ち味です。

ペイサーズの注目選手

タイリース・ハリバートンはプレーメイクと得点力でチームの司令塔を担い、パスカル・シアカムも経験豊富なオールラウンダーとして活躍。アンドリュー・ネンハードやアーロン・ネスミスなどサポート陣も好調で、創造性の高いオフェンスが持ち味です。

サンダーの注目選手

シェイ・ギルジャス=アレクサンダーは今季得点王かつMVPで、プレーオフでも平均31.6得点と絶対的エース。ジェイレン・ウィリアムズやチェット・ホルムグレンも攻守で存在感を発揮し、ルー・ドートやカソン・ウォレスなど守備型選手もシリーズの鍵となります。

注目試合の解説  ペイサーズ 111-110 サンダー

試合結果

インディアナ・ペイサーズは敵地オクラホマシティで行われたNBAファイナル第1戦で、オクラホマシティ・サンダーを111-110で劇的に下し、シリーズの先勝を飾りました。試合は終始サンダーがリードを保つ展開でしたが、ペイサーズは第4クォーターに最大15点差を跳ね返し、残り0.3秒でタイリース・ハリバートンが決勝ジャンパーを沈めて逆転。ペイサーズにとっては今季プレーオフで何度も見せてきた土壇場での粘り強さを、ファイナルの大舞台でも発揮した格好となりました。

サンダーの注目選手の活躍

サンダーはエースのシェイ・ギルジャス=アレクサンダーが38得点を記録し、攻撃の中心として圧倒的な存在感を示しました。ジェイレン・ウィリアムズも17得点、ルー・ドートが15得点を挙げ、チーム全体でバランスよく加点。試合の大部分で主導権を握り、特に第4クォーター序盤には15点の大量リードを築くなど、ホームでの強さを存分に発揮しました。しかし、終盤にペイサーズの猛追を受け、リードを守りきることができませんでした。

ペイサーズの注目選手の活躍

ペイサーズはパスカル・シアカムが19得点とチームをリードし、オビ・トッピンが17得点、マイルズ・ターナーが15得点、タイリース・ハリバートンとアンドリュー・ネムハードがそれぞれ14得点をマークしました。特にハリバートンは、試合終盤の最も重要な場面で冷静に決勝ジャンパーを決め、今プレーオフで何度も見せてきた勝負強さをファイナルでも発揮しました。ターンオーバーが25と多く苦しい展開でしたが、チーム全体で粘り強く戦い抜きました。

序盤戦

試合はサンダーが序盤から積極的な攻撃を展開し、ペイサーズのターンオーバーを突いてリードを広げました。サンダーはホームの声援を受けて流れをつかみ、ペイサーズはなかなかリズムに乗れず、前半から二桁差を追いかける苦しい展開となります。ペイサーズは何度も追い上げを試みましたが、サンダーの堅い守備とギルジャス=アレクサンダーの得点力の前にリードを許し続けました。

終盤戦

第4クォーター序盤、サンダーは15点リードを奪い、このまま逃げ切るかと思われました。しかし、ここでペイサーズのリック・カーライル監督がタイムアウトを取り、5人全員を交代させて流れを変えます。ペイサーズはそこから3分半で15-4のランを展開し、一気に点差を縮めました。終盤は両チームが激しい攻防を繰り広げ、残り0.3秒でハリバートンが21フィートのジャンパーを沈めて逆転。サンダーの最後の攻撃も実らず、ペイサーズが土壇場で劇的な勝利を手にしました。

まとめと次戦

ペイサーズは今プレーオフで何度も見せてきた「諦めないバスケット」をファイナルの大舞台でも披露し、シリーズ初戦をものにしました。ターンオーバーの多さや劣勢の時間帯を乗り越え、勝負どころでの集中力とチーム力の高さを証明しました。サンダーはホームでの強さを見せながらも、終盤の失速が響きました。第2戦もオクラホマシティで行われるため、サンダーはホームで巻き返しを図り、ペイサーズは勢いそのままに連勝を狙います。シリーズの行方から目が離せません。

今日の全試合結果と今日時点の順位は次のページで

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