今日の注目試合 ウォリアーズ(GSW) 対 ロケッツ(HOU)
試合の背景
オクラホマシティ・サンダーとデンバー・ナゲッツがウェスタンカンファレンス準決勝で対戦します。サンダーは前回の試合から9日間の休養があり、1回戦ではメンフィスをスウィープして余裕を持って進出。一方、ナゲッツはクリッパーズとの激闘を7戦で制したばかりで、体力面やリズムの違いが初戦の鍵となります。両チームとも昨季は2回戦で敗退しており、今季はさらに上を目指します。
MVP対決と両エースの状況

このシリーズは今季のMVPファイナリスト同士、シャイ・ギルジャス=アレキサンダー(サンダー)とニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)の直接対決が最大の見どころです。ギルジャス=アレキサンダーは今季平均32.7得点、6.4アシスト、5.0リバウンド、FG52%と圧倒的な個人成績でサンダーを球団史上最高の68勝へ導きました。
ヨキッチも平均29.6得点、12.7リバウンド、10.2アシストで史上初のセンターによるトリプルダブル平均を達成し、ナゲッツの攻撃を牽引しています。両者はレギュラーシーズン4試合で2勝2敗と互角で、直接対決でも高水準のパフォーマンスを見せています。
注目のマッチアップと戦術

サンダーは堅守とトランジションから得点を生み出す“変換力”が強みで、若手中心のエネルギッシュなバスケットが特徴です。特にC.ホルムグレンはヨキッチに対し、ポストアップからの守備で好成績を残しており、リムプロテクトやブロックで勝負を分ける可能性があります。
ナゲッツはヨキッチのパスを起点に、ジャマール・マレーやアーロン・ゴードン、マイケル・ポーターJr.らが連動し、経験豊富なローテーションで試合を組み立てます。ベンチからはラッセル・ウェストブルックが第1戦でも流れを変える役割を担います。
サンダーの注目選手

シャイ・ギルジャス=アレキサンダーが攻守の中心であり、1回戦終盤では38得点と爆発力を見せました。C.ホルムグレンはヨキッチ対策のキーマンで、リムプロテクトとアウトサイドシュートの両面で存在感が期待されます。
ジェイレン・ウィリアムズやルーゲンツ・ドートも攻守で重要な役割を担います。
ナゲッツの注目選手

ニコラ・ヨキッチはトリプルダブル級の活躍でチームの大黒柱。ジャマール・マレーは1回戦で43得点を記録するなど、得点力とクラッチ力が武器です。アーロン・ゴードンやマイケル・ポーターJr.も攻守でサポートし、ウェストブルックはベンチからのエナジーと経験でチームを支えます。
注目試合の解説 (試合前)
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NYK – BOS