今日の注目試合 ペイサーズ(IND) 対 ニックス(NYK)
試合の背景
イースタン・カンファレンス・ファイナルは、インディアナ・ペイサーズが3勝1敗でニューヨーク・ニックスをリードし、マディソン・スクエア・ガーデンでの第5戦でNBAファイナル進出を狙います。第4戦ではペイサーズがホームで130-121と勝利し、シリーズ突破に王手をかけました。ニックスはホームでの崖っぷちの一戦となります。
ペイサーズの状況

ペイサーズは第4戦でタイリース・ハリバートンが32得点、15アシスト、12リバウンド、ターンオーバーなしというNBAプレーオフ史上初の記録的トリプルダブルを達成。パスカル・シアカムも30得点と好調で、ベネディクト・マサリンもベンチから20得点と貢献しました。チームはトランジションからの得点で大きなアドバンテージを持ち、シリーズを通じて速攻ポイントで65-23と圧倒しています。アーロン・ネスミスは足首の捻挫を抱えながらも第4戦で16得点を記録し、出場が見込まれています。
ニックスの状況

ニックスはシリーズ1勝3敗と追い込まれ、第5戦での勝利が絶対条件となります。第4戦ではジェイレン・ブランソンが31得点、カール=アンソニー・タウンズが24得点12リバウンド、OG・アヌノビーが22得点と主力が奮闘しましたが、守備の脆さとターンオーバーからの失点が課題。タウンズは膝の状態が懸念されており、出場が試合直前まで不透明です。チームはターンオーバーが多く、シリーズ平均15本を記録しています。
ペイサーズの注目選手

タイリース・ハリバートンはシリーズ平均で得点・アシストともに高水準を維持し、第4戦では歴史的なトリプルダブルを達成。パスカル・シアカムも2度の30得点ゲームと安定感を見せ、ベンチからはマサリンが第4戦で躍動。アーロン・ネスミスのコンディションも勝敗を左右するポイントです。
ニックスの注目選手

ジェイレン・ブランソンはシリーズ平均33.3得点とエースの役割を果たし続けています。カール=アンソニー・タウンズは膝の不安を抱えながらもリバウンドと得点で存在感を発揮。OG・アヌノビーも攻守で貢献しており、主力陣の奮起がシリーズ延長のカギとなります
注目試合の解説 IND 94 – 111 NYK
試合結果
ニューヨーク・ニックスはインディアナ・ペイサーズを111-94で下し、イースタン・カンファレンスファイナルのシリーズを2勝3敗としました。ホームでのシリーズ初勝利で、ペイサーズのNBAファイナル進出を阻止し、シリーズは第6戦に持ち越されます。
ペイサーズの注目選手の活躍

ペイサーズはベネディクト・マサリンがベンチから23得点を挙げて奮闘しましたが、チーム全体でフィールドゴール成功率40.5%と苦しみ、今シリーズ最低得点に終わりました。エースのタイリース・ハリバートンはこの試合では8得点6アシストに抑えられました。
ニックスの注目選手の活躍

ニックスはジェイレン・ブランソンが32得点を挙げ、カール=アンソニー・タウンズも24得点13リバウンドと活躍しました。ブランソンはプレーオフでニックス移籍後21回目の30得点超えを記録し、タウンズは負傷を抱えながらも攻守で存在感を示しました。
序盤戦
ニックスは序盤からブランソンの活躍でリードを奪い、第1クォーターで27-23と先行。第2クォーターはタウンズが得点を重ね、前半を通じてペイサーズを45点に抑える堅守も光りました。
終盤戦

第3クォーター序盤にニックスは20点差までリードを広げましたが、ペイサーズが一時10点差まで詰め寄ります。しかしニックスは12-0のランで再び突き放し、終盤も主導権を渡さず勝利を収めました。
まとめと次戦

ニックスは守備とスター選手の活躍で崖っぷちから踏みとどまりました。シリーズは第6戦に持ち越され、次戦はインディアナのホームで行われます。