今日の注目試合 ロケッツ(HOU)対ウォリアーズ（GSW)
試合の背景
デンバー・ナゲッツとロサンゼルス・クリッパーズのウェスタン・カンファレンス1回戦は、2勝2敗のタイで第5戦を迎えます。第4戦ではアーロン・ゴードンの歴史的なブザービーターダンクでナゲッツが劇的勝利を収め、ホームコートアドバンテージを取り戻しました。シリーズは残り3試合の短期決戦となり、第5戦の勝者がシリーズ突破に大きく近づく重要な一戦です。
ナゲッツの状況
ナゲッツは第4戦で20点差を逆転されながらも、ゴードンの決勝ダンクで勝利し勢いを得ています。ニコラ・ヨキッチはシリーズ平均28.5得点、13.5リバウンド、10.8アシストと攻守で圧倒的な存在感を発揮しています。スターターの出場時間が長く、特にヨキッチ、ジャマール・マレー、クリスチャン・ブラウンが40分以上プレーしています。ラッセル・ウェストブルックは足の怪我で出場が不透明ですが、チームはホームでの第5戦に全力を注ぎます。
クリッパーズの状況
クリッパーズは第2戦で敵地勝利を収めるなど接戦を演じていますが、第4戦では終盤にリードを奪いながらも惜敗しました。カワイ・レナードがシリーズ平均26.5得点で攻守の軸となり、ジェームズ・ハーデンも第1戦で32得点を挙げましたが、その後は得点が伸び悩んでいます。ベンチメンバーも積極的に起用し、8人が1試合平均14分以上出場しています。
ナゲッツの注目選手
ニコラ・ヨキッチは第4戦で36得点、21リバウンド、8アシストと歴史的なスタッツを記録し、シリーズを通じてトリプルダブル級の活躍を続けています。アーロン・ゴードンは第4戦で歴史的なブザービーターダンクを決め、チームに勢いをもたらしました。デビッド・エーデルマン暫定監督は「スターターを長く使うことは覚悟している」とコメントし、主力への信頼を示しています。
クリッパーズの注目選手
カワイ・レナードは「このシリーズはシーディングゲームのようにタフな戦いが続く」と語り、攻守両面でチームを牽引しています。ノーマン・パウエルも「どちらも一歩も引かない激しいシリーズになる」とコメントし、フィジカルな戦いへの覚悟を示しています。ジェームズ・ハーデンも得点とアシストで存在感を示しており、今後の巻き返しが期待されます。
注目試合の解説 LAC 115-131 DEN
試合結果
デンバー・ナゲッツは131-115でロサンゼルス・クリッパーズを下し、シリーズを3勝2敗とリードしました。第4クォーター序盤に22点差をつけたナゲッツは、クリッパーズの猛追を受けながらも終盤に再び突き放して勝利を収めました。第6戦はロサンゼルスで行われます。
ナゲッツの注目選手の活躍
ジャマール・マレーは43得点（3P8本含む）、7アシスト、5リバウンドの大活躍で、攻守にわたりチームを牽引しました。ラッセル・ウェストブルックは足の負傷から復帰し、ベンチから21得点を記録。アーロン・ゴードンは23得点、ニコラ・ヨキッチは18得点、10リバウンド、12アシストでプレーオフ通算21回目のトリプルダブルを達成しました。
クリッパーズの注目選手の活躍
イビツァ・ズバッツがプレーオフ自己最多の27得点、カワイ・レナードが20得点、11アシスト、9リバウンドとオールラウンドな活躍を見せましたが、チーム全体ではナゲッツの勢いに押されました。
序盤戦
ナゲッツは第1クォーターから主導権を握り、35-23とリード。ウェストブルックの連続得点やマレーの3ポイントでリードを広げ、前半を67-59で折り返しました。
終盤戦
第3クォーター終盤にはクリスチャン・ブラウンの3ポイントもあり、99-83で最終クォーターへ。クリッパーズは第4クォーターに17-4のランで一時9点差まで詰め寄りましたが、マレーとゴードンが連続得点で突き放し、ナゲッツが試合を決定づけました。
まとめと次戦
ナゲッツはマレーの爆発力とウェストブルックの復帰でシリーズ突破に王手をかけました。クリッパーズは連敗を喫し、崖っぷちに追い込まれています。第6戦はロサンゼルスで行われ、ナゲッツが決着をつけるか、クリッパーズが望みをつなぐかが注目されます。
