自身初のプレイイントーナメントはチームに帯同して応援です

2ウェイ契約の河村勇輝のNBA1年目のシーズンは終了しました。しかし、彼の所属するメンフィス・グリズリーズは今日から始まるプレイイントーナメントに出場し、プレイオフを目指します。
ここから数試合は一発勝負のプレイインです。今日勝てばそのままプレイオフ進出です。しかし、負けてしまうと同じくプレイインを戦っているレギュラーシーズン9位と10位のチームの勝者とプレイオフをかけた勝負になります。
河村勇輝はいつものベンチ横の特等席でチームを鼓舞することを誓っています。
今期、彼がNBAの世界にいられるのもあと数試合、彼を通してグリズリーズを応援します。
試合には出られませんが、グリズリーズが勝ち進めばまだまだ河村勇輝を見られます。
応援しましょう!
今日の注目試合 グリズリーズ(MEM)対ウォリアーズ(GSW)
試合の背景

ゴールデンステート・ウォリアーズとメンフィス・グリズリーズは、ウェスタン・カンファレンスのプレーイン・トーナメントで直接対決します。
両チームとも48勝34敗でレギュラーシーズンを終え、7位ウォリアーズと8位グリズリーズとして火曜日にサンフランシスコで対戦します。この試合の勝者が第7シードとしてプレーオフ進出を決め、ヒューストン・ロケッツと1回戦で対戦します。
ウォリアーズの状況
ウォリアーズはトレードデッドラインでジミー・バトラーを獲得し、以降23勝7敗と好調でしたが、最終的に6位以内には届かずプレーインに回りました。
直近の試合ではクリッパーズに延長戦で敗れ、連戦やリバウンド面での課題が浮き彫りになっています。それでもステフィン・カリー(平均24.5得点、6.0アシスト)やバトラー(平均17.5得点、5.4リバウンド、5.4アシスト)などベテラン陣が健在で、プレーオフ経験豊富なチーム力が強みです。
グリズリーズの状況

グリズリーズはシーズン終盤に失速し、3月以降の不振で順位を落としました。ヘッドコーチ交代後はトゥオマス・イイサロ暫定監督のもと4勝5敗とやや持ち直し、最終戦ではダラスに132-97で快勝しています。
主力のジャ・モラント(平均23.2得点、7.3アシスト)やジャレン・ジャクソンJr.が攻守で存在感を発揮していますが、ジェイレン・ウェルズやブランドン・クラークらの怪我が痛手です
ウォリアーズの注目選手

ステフィン・カリーは直近10試合で平均26.9得点と好調を維持し、シーズン通算311本の3ポイントを成功させています。
ジミー・バトラーも加入後チームにフィットし、プレーオフでの勝負強さが期待されています。ドレイモンド・グリーンも守備とリーダーシップで重要な役割を担います
グリズリーズの注目選手

ジャ・モラントはシーズン終盤に調子を上げており、攻撃の中心です。ジャレン・ジャクソンJr.も両エンドでの貢献が大きく、最終戦ではラマー・スティーブンスがキャリアハイの31得点を記録するなど、若手の台頭も見られます
注目試合の解説 MEM 121 – 116 GSW
試合結果
ゴールデンステート・ウォリアーズはメンフィス・グリズリーズに121-116で勝利し、プレーイン・トーナメントの第7シードを獲得しました。この勝利により、ウォリアーズは今シーズンのプレーオフ進出を確実にし、次のラウンドでは第2シードのヒューストン・ロケッツと対戦します。
ウォリアーズの注目選手の活躍

ステフィン・カリーは37得点、8リバウンド、4アシストを記録し、試合の終盤でチームを引っ張る活躍を見せました。彼は特に第4クォーターに得点を重ね、勝負を決定づける重要な役割を果たしました。
同時に、ジミー・バトラーも38得点を挙げ、両者のコンビネーションが勝利の鍵となりました。カリーはまた、6本の3ポイントシュートを成功させ、シーズン通じての得点力を証明しました。
グリズリーズの注目選手の活躍

デズモンド・ベインが30得点(5本の3ポイント成功)を記録し、チームを牽引しました。ジャ・モランは22得点を挙げ、試合中に一時的に勢いを見せましたが、終盤の逆転には届きませんでした。
チーム全体としては、途中で追い上げを見せたものの、最終的に敗北を喫しました。
序盤戦の展開
試合は激しい攻防戦となり、最初のクォーターはウォリアーズが20-5のランを決めてリードを奪いました。第2クォーターではグリズリーズが反撃し、16-4のスコアで追い上げて前半を終えました。第3クォーターにはグリズリーズが勢いを増し、試合の流れは一進一退の展開となりました。
終盤戦の展開

第4クォーターは特に白熱し、残り4分41秒からグリズリーズが逆転し94-94の同点に追いつきましたが、ウォリアーズはカリーとバトラーの得点で最後までリードを守りきりました。終盤の得点や守備の粘りで勝負を決め、プレーオフ進出を確定させました。
まとめと次戦

この勝利により、ウォリアーズは西地区の第7シードとしてプレーオフに進出し、次のラウンドではヒューストン・ロケッツと対戦します。グリズリーズは第8シードを目指して、金曜日に行われるプレーインの次戦で、サクラメント・キングスとダラス・マーベリックスの勝者と対戦します。
今後の展開次第で、どちらのチームもさらなる勝利を目指します。