ハイエースの純正コンソールボックスがついていますが、正直もう少し使いやすくならないかな。と思っていました。少し邪魔ですよね。今回は改造DIYをしたいと思います。
その手順は後半の方に記載しましたので、手順を知りたい方は序盤を飛ばして先を読んでもらって大丈夫です。DIYするにあたって必要な道具なども購入できるようにピックアップしましたので必要な方は、購入してみてください。
純正コンソールボックスは少し邪魔
まずは、少し邪魔だと思うポイントを記載しました。以下の通りです
高さがあるので車内の移動がしずらい
純正コンソールボックスは、収納スペースの確保のために高さがあります。これが後部座席に移動する時に邪魔です。後部座席に移動する時にわざわざ運転席から外に出てサイドスライドドア側に移動しないといけません。
運転席から助手席に移動する時も意外と邪魔です。
収納スペースが意外と少ない
収納スペースは、トレー蓋付きの収納と、ドリンクホルダー、縦長の書類収納スペース、鍵トレー、がありますが、これらの収納には何も入れるものがないな。と感じます。
皆さんは何を入れていますかね。我が家は、DVDを入れたりしていましたがここじゃなくてもいいとずっと思っていました。
ドリンクホルダーが後ろに付いている
ハイエース車内には、ドリンクホルダーが何箇所かついていますが、コンソールボックスについているホルダーはなぜか後部座席側です。運転席の人のためのホルダーでは無いという事になりますが、ホルダーが前側についていれば運転席側に乗っている人にとっては便利だと思います。そう思ったのは私だけではないはずです。
フラットにすることで快適車内になる
今回は純正コンソールボックスを取り外し、フラットにします。フラットにするメリットは以下の通りです。
車内の移動がスムーズになる
フラットになれば、収納が邪魔にならずに後部座席や、助手席への移動が簡単になります。
また、車中泊の時にも、運転席側からの出入りができると便利です。
ベッドを設置して寝ていると、高さが出るし、後部座席全てをベッドにするとサイドスライドドア側から社外に出るのが少し難しくなります
物を置ける
運転手のカバンや、軽食、ちょっとした物を置いておくことができるのは便利です。
助手席に人が座っていると、そういったものは後部座席側に置かなくてはならないです。
運転中に軽食が置けるのも便利です。
大きめのドリンクホルダーが便利
ドリンクホルダーですが、純正のものはペットボトルや、缶コーヒーなどは大概問題なく置けるのですが、水筒など少し大きめのものがセットできません。これがとても不便でしたので、自作するからにはそういった物にも対応できるようにすれば便利です。
フラットにする方法
次の2ステップで完成です
純正コンソールボックスを取り外す
コンソールボックスを取り外します。
取り外した姿はこのようになっています
フラットパネル(板)を取り付ける
制作したフラットパネルを取り付けます
こちらが完成した時の写真です
改造DIYの手順を公開
設計と材料調達
使用する材料は、ポリランバーコアの板厚さ15m m以上を想定。色はブラック。
私が実際購入したのはホームセンターですが、以下のものと同じです。こちらはネットで寸法を指定すればぴったりに切って、小口にテープも貼ってくれますのでこちらで購入してはいかがでしょうか
純正コンソールボックスの取り外し
純正コンソールボックスの取り外し方は、合計6箇所のボルトを取り外すだけで簡単に可能です。
ボルトの頭は10m mですので、対応のソケットを使ってボルトを外しましょう。以下の製品であれば一通りの寸法のソケットが準備できて便利です。ソケット1本あたりバラで購入すると1000円くらいはしますので、これだけのセットを一つ持っておくといいかもしれませんね
寸法の確認
左の写真が、取り外した状態です。これに購入した板を当てます。板の位置を調節して、好みの位置にします。取り付けるカップホルダーを当てながら位置を調整もしましょう。
位置を決めたら、下を覗き込みながらだいたいのボルト穴の位置を確認して、板に印をつけておきましょう。また、カップホルダーの位置も印をつけておきましょう
板の穴あけ(ドリンクホルダー)
ドリンクホルダー用の穴あけをします。インパクト用ホルソーで穴を開けます。大きいサイズの穴あけは、自在錐(ジザイキリ)がいいと思います。好きなサイズに穴を開けることができるので、水筒などの大きなサイズのドリンクに対応できるドリンクホルダーも作ることができます。
ドリンクホルダーは、ダイソーのブリキポット(アンティーク)を使用しました。縁があるカップならどんなものでもいいと思います。
板の穴あけ(ボルトあな)
元々の純正コンソールボックスの、ボルト穴位置に穴を開けます。
現地で寸法確認した時に板に印をつけました。その印から、ボルト穴を追い出して穴を開けます。そうすることで、現地で設定した板の位置になるように、穴を開けることができます。
そのために、まずはマスキングテープを板の上に貼って、印を元にして赤いラインを書き入れます。そして純正コンソールボックスを上から重ねて、純正コンソールボックスのボルト穴から覗いて、赤いラインを確認します。
全ての穴の位置と赤いラインが重なったら、ドリルなどで穴を開けて印をつけましょう。印をつけたところにドリルで穴を開けます。開ける穴のサイズは12m mです。ボルトのサイズは、純正コンソールボックスに元々用いられていたボルトと同型のM6ボルトです。
ボルト穴は貫通してしまって大丈夫です。穴あけにはこちらのステップドリルを使いました。
仕上げ
穴を貫通して開けましたので、ボルト固定するために、板に裏板として薄い板5mmを貼り付けます。板は両面テープと、ビスで固定しました。
元々はネットで購入した板であれば希望の寸法でカットして小口にテープを貼ってくれていますが、ホームセンターなどで購入する板には小口テープでカットした部分を綺麗に仕上げます。
取り付け
最後に取り付けをします。ボルト固定の際には、高さ調整のために12m m厚さの端材を準備して置いて、M6ボルト径に会うように6mmの下穴を開けて穴の位置に取り付けておきます。
高さ調整をするのは、助手席側の2穴と、後部座席がわの2穴です。この4穴はボルトの長さも30m mをお勧めします。残りの2穴のボルトの長さは20mmで良いと思います。
取り付けが終わったら、ボルト穴をキャップで埋めて完成です。
完成
完成です。座席との間には少し隙間ができるサイズ感で作りました。もし、何か落としても拾いやすいようにしています。ちょうど傘が入るくらいの隙間です。
写真のように、大きな水筒や、紙カップは余裕で入るサイズにしました。
皆さんもぜひ、DIYを試してみてください
コメント