今日の注目試合 サンダー(OKC) 対 ペイサーズ(IND)
試合の背景
NBAファイナルは第3戦を迎え、オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズが1勝1敗で並び、シリーズの行方は全くの白紙となっています。第3戦はインディアナポリスで開催され、ファイナル制覇に向けて「先に3勝すること」が両チームの目標となります。
ペイサーズの状況

ペイサーズは第1戦で劇的な逆転勝利を収めたものの、第2戦ではサンダーの守備に苦しみ、123-107で大敗しました。タイリース・ハリバートンは第2戦で足の違和感を抱えながらも出場予定で、試合を通じて複数のディフェンダーに囲まれ、ターンオーバーも増加しています。リック・カーライル監督はターンオーバーの抑制と、ホームでのエネルギーを活かすことを強調しています。
サンダーの状況

サンダーは第2戦で大勝し、シリーズをタイに戻しました。シェイ・ギルジャス=アレクサンダーはファイナル2試合で合計72得点と圧倒的な存在感を見せており、マーク・デイグノー監督は多彩なラインナップを駆使し、リバウンドやポゼッション数で優位に立つ戦術を展開しています。
ペイサーズの注目選手

タイリース・ハリバートンはクラッチタイムでの勝負強さとボールコントロール力が鍵となります。パスカル・シアカムやアンドリュー・ネンハードも攻守での貢献が期待され、ベンチ陣の得点力回復も重要です。
サンダーの注目選手

シェイ・ギルジャス=アレクサンダーはシリーズ平均36得点と攻守の中心であり、ジェイレン・ウィリアムズやチェット・ホルムグレンも多様な役割で貢献しています。デイグノー監督の柔軟な采配と、全員バスケットの徹底がさらなる勝利のカギとなります。
注目試合の解説 OKC 107 – 116 IND
試合結果
インディアナ・ペイサーズはホームでオクラホマシティ・サンダーを116-107で下し、NBAファイナル第3戦を制してシリーズ2勝1敗とリードを奪いました。第4クォーターでの逆転劇が光り、ペイサーズはファイナル制覇に大きく前進しました。
サンダーの注目選手の活躍

サンダーはジェイレン・ウィリアムズが26得点、シェイ・ギルジャス=アレクサンダーが24得点、チェット・ホルムグレンが20得点を挙げました。第3クォーター終了時点では5点リードしていましたが、最終クォーターで失速し、勝利を逃しました。
ペイサーズの注目選手の活躍

ペイサーズはベネディクト・マサリンがベンチから27得点と大活躍。タイリース・ハリバートンは22得点11アシスト9リバウンドとオールラウンドに貢献し、パスカル・シアカムも21得点を記録しました。さらにTJ・マコーネルが10得点5アシスト5スティールと、ベンチ陣が49得点を挙げてチームを支えました。
序盤戦
試合は序盤から一進一退の展開となり、両チーム合わせて15回も同点になるなど、非常に拮抗した内容でした。サンダーは要所でリードを奪うものの、ペイサーズも粘り強く食らいつき、前半から接戦が続きました。
終盤戦

第3クォーター終了時点でサンダーが5点リードしていましたが、第4クォーターに入るとペイサーズが流れを完全に掌握。残り12分で32-18と圧倒し、サンダーのフィールドゴール成功率を35%に抑え込むなど、守備とベンチの活躍が際立ちました。終盤はマサリンやハリバートンの得点で突き放し、勝利を決定づけました。
まとめと次戦
ペイサーズはホームで25年ぶりとなるファイナルの舞台で、粘り強さと総合力を発揮してシリーズの主導権を握りました。歴史的にも第3戦を制したチームが優勝する確率が高く、ペイサーズは大きなアドバンテージを手にしています。第4戦もインディアナで行われ、サンダーは巻き返しを狙い、ペイサーズは連勝で王手をかけることを目指します。