今日の注目試合 ペイサーズ(IND) 対 ニックス（NYK)
試合の背景
イースタン・カンファレンス・ファイナル第1戦は、ニューヨーク・ニックスが残り3分で14点リードしていたにもかかわらず、インディアナ・ペイサーズが劇的な逆転勝利を収めたことで大きな話題となりました。試合はオーバータイムにもつれ込み、ペイサーズが138-135で勝利。第2戦はニックスのホームで行われ、ニックスにとっては連敗を避けるための重要な一戦となります。
ペイサーズの状況
ペイサーズは第1戦で終盤に驚異的な集中力を発揮し、14点差をひっくり返して勝利しました。アーロン・ネスミスが第4クォーターだけで6本のスリーポイントを沈め、タイリース・ハリバートンも31得点11アシストと大活躍。チームは勢いに乗っており、第2戦でも連勝を狙っていますが、リック・カーライル監督は「まだ修正点が多い」と気を引き締めています。
ニックスの状況
ニックスは第1戦でほぼ勝利を手中に収めながらも、終盤の守備の緩みとオフェンスの停滞で逆転負けを喫しました。ジェイレン・ブランソンが43得点、カール＝アンソニー・タウンズが35得点と主力が奮闘しましたが、最後の2分間でリードを守りきれませんでした。第2戦ではホームで意地を見せ、シリーズの流れを取り戻したいところです。
ペイサーズの注目選手
タイリース・ハリバートンは31得点11アシストと攻守でチームを牽引し、劇的な同点シュートも決めました。また、アーロン・ネスミスはキャリアハイに並ぶ30得点、スリーポイント8本成功という圧巻のパフォーマンスを披露。特に終盤の連続スリーで流れを引き寄せ、今シリーズのキーマンとなっています。
ニックスの注目選手
ジェイレン・ブランソンは第1戦で43得点とエースの役割を果たし、カール＝アンソニー・タウンズも35得点でチームを支えました。両者とも高確率でシュートを決めており、今後の巻き返しには彼らの活躍が不可欠です。また、OG・アヌノビーやジョシュ・ハートら脇を固める選手たちも、ディフェンスやリバウンドでの奮起が求められます。
注目試合の解説 IND 114 – 109 NYK
試合結果
インディアナ・ペイサーズはニューヨーク・ニックスを114-109で下し、イースタン・カンファレンス決勝で2連勝としました。これでシリーズはインディアナに移り、ペイサーズはNBAファイナル進出に向けて大きく前進しました。
ニックスの注目選手の活躍
ニックスではジェイレン・ブランソンが36得点11アシストと攻撃をけん引しました。ミカル・ブリッジズとカール＝アンソニー・タウンズはそれぞれ20得点7リバウンドを記録しましたが、タウンズは守備重視の采配で出場時間が28分にとどまりました。
ペイサーズの注目選手の活躍
ペイサーズはパスカル・シアカムがプレーオフ自己最多の39得点を挙げ、チームを勝利に導きました。マイルズ・ターナーが16得点、タイリース・ハリバートンは14得点11アシスト8リバウンドとオールラウンドな活躍を見せました。
序盤戦
ペイサーズは序盤から19-9とリードを奪いましたが、ニックスはロビンソンとマクブライドの投入で追い上げ、以降は一桁差の接戦が続きました。
終盤戦
第3クォーター終了時点で81-81の同点でしたが、第4クォーター開始直後にペイサーズが13-4のランで一気にリードを広げました。ニックスも終盤に猛追し、残り14秒で1点差まで詰め寄りましたが、ペイサーズがフリースローで逃げ切りました。
まとめと次戦
ペイサーズは敵地で2連勝し、ファイナル進出に向けて大きなアドバンテージを得ました。第3戦はインディアナで行われ、地元の大声援を受けてさらに勢いをつけたいところです。一方、ニックスはシリーズ初勝利を目指し、巻き返しを図ります。
