今日の注目試合 ナゲッツ(DEN) 対 サンダー(MIN)
試合の背景
西カンファレンス準決勝の第1戦で、シーズン68勝を挙げた第1シードのサンダーが、直前に7戦を戦い抜いたナゲッツにホームで敗れるという波乱の幕開けとなりました。サンダーは1回戦をスウィープし休養十分でしたが、ナゲッツは勢いを持ち込んでシリーズに臨んでいます。
ナゲッツの状況

直前の1回戦でクリッパーズと第7戦までもつれましたが、そこから中1日でサンダーとのシリーズに突入しました。新監督体制でチームが一丸となり、厳しい連戦や短いローテーションにもかかわらず、王者らしい勝負強さを発揮しています。
サンダーの状況

レギュラーシーズンで連敗がほとんどなく、1回戦も圧勝しました。しかし第1戦では終盤のミスやフリースロー失敗も響き、ホームで痛い黒星となりました。若いコアが大舞台での経験不足を露呈し、今シリーズ最大の試練に直面しています。
ナゲッツの注目選手

ニコラ・ヨキッチが第1戦で42得点22リバウンド6アシストと圧倒的な存在感を示しました。また、アーロン・ゴードンは今プレーオフ2度目の決勝点を沈めるなど、勝負所での強さが光っています。
サンダーの注目選手

シェイ・ギルジャス=アレクサンダーが攻守の中心となり、リーダーシップも発揮しています。ただし第1戦ではチェット・ホルムグレンの終盤のフリースロー失敗も勝敗に影響しました。
注目試合の解説 DEN 106-149 OKC
試合結果
オクラホマシティ・サンダーはデンバー・ナゲッツに対し149-106で大勝し、西カンファレンス準決勝シリーズを1勝1敗のタイに戻しました。
ナゲッツの注目選手の活躍

ナゲッツではニコラ・ヨキッチが17得点8リバウンドにとどまり、第3クォーター終盤でファウルアウトしました。ラッセル・ウェストブルックがチーム最多の19得点を挙げましたが、全体的にナゲッツは振るいませんでした。
サンダーの注目選手の活躍

サンダーのシャイ・ギルジャス=アレクサンダーは3クォーターで34得点、フィールドゴール11本中11本成功、フリースローも全て決め、さらに8アシストを記録する圧巻のパフォーマンスを見せ、勝利の原動力となりました。
序盤戦
試合序盤からサンダーが主導権を握り、第1クォーター終了時点で45-21と大きくリード。フィールドゴール成功率は71.4%と高く、プレーオフの1クォーター最多得点のチーム記録も更新しました。
終盤戦

サンダーは第2クォーター以降も攻勢を続け、前半だけでNBAプレーオフ記録となる87得点を挙げ、3クォーター終了時点で124-76と圧倒的な差をつけました。最大49点差まで広げ、ナゲッツに反撃の隙を与えませんでした。
まとめと次戦

サンダーは攻守でナゲッツを圧倒し、シリーズを振り出しに戻しました。次戦はデンバーで開催され、ナゲッツはホームで巻き返しを狙います。4