今日の注目試合 ウォリアーズ(GSW) 対 ウルブズ(MIN)
試合の背景
ミネソタ・ティンバーウルブズ(第6シード)とゴールデンステート・ウォリアーズ(第7シード)は、プレーオフ1回戦で上位シードを撃破し、ウェスタン・カンファレンス決勝進出をかけて対戦します。両チームがプレーオフで顔を合わせるのは今回が初めてで、シリーズ第1戦はミネアポリスで行われます。第2戦もミネソタで開催され、その後サンフランシスコに舞台を移します。いずれも下位シード同士の激突となり、注目を集めています。
ティンバーウルブズの状況

ティンバーウルブズはレギュラーシーズン49勝33敗で第6シードを獲得し、1回戦ではレブロン・ジェームズやルカ・ドンチッチ擁するロサンゼルス・レイカーズを5試合で撃破しました。アンソニー・エドワーズがプレーオフ平均26.8得点とチームを牽引し、ジュリアス・ランドルも平均22.6得点で活躍。ジェイデン・マクダニエルズは守備で重要な役割を担い、攻撃でも平均17.4得点を記録しています。ホームコートアドバンテージと休養十分な状態でシリーズに臨みます。
ウォリアーズの状況

ウォリアーズはレギュラーシーズン48勝34敗で第7シードとなり、プレーインを勝ち抜いた後、1回戦で第2シードのヒューストン・ロケッツを第7戦までもつれる接戦の末に下しました。シーズン途中にジミー・バトラーを獲得して以降、ステフィン・カリーやドレイモンド・グリーンとのトリオが機能し、終盤戦で24勝8敗と勢いを増しています。カリーは1回戦で平均24得点、バトラーは18.3得点、ブランドン・ポジエムスキも11得点を記録しています。
ティンバーウルブズの注目選手

アンソニー・エドワーズは「昨季のカンファレンスファイナル進出を経て、さらに成長した姿を見せたい」と語り、プレーオフでの活躍が期待されています。ジュリアス・ランドルとジェイデン・マクダニエルズも得点と守備で存在感を発揮しており、特にマクダニエルズはカリーのマーク役として注目されています。
ウォリアーズの注目選手

ステフィン・カリーは「エドワーズを止めるために複数の守備を用意しなければならない。彼らは今とても調子が良い」とコメントし、難敵との対戦に意気込みを見せています。ジミー・バトラーも加入後チームに安定感をもたらし、グリーンはリバウンドと守備でチームを支えています。
注目試合の解説 GSW 99-88 MIN
試合結果
ウォリアーズはティンバーウルブズを相手に99対88で勝利し、シリーズ第1戦を制しました。ウォリアーズは序盤からリードを広げ、最終的に11点差をつけて快勝しました。
ウォリアーズの注目選手の活躍

ウォリアーズではバディ・ヒールドが3ポイントを5本決めるなど24得点を挙げ、チームの得点源となりました。ジミー・バトラーも20得点、11リバウンド、8アシストとオールラウンドに活躍し、チームを牽引しました。ドレイモンド・グリーンは前半だけで4本の3ポイントシュートを決めて18得点を記録し、攻守にわたって存在感を示しました。ステフィン・カリーは第2クォーター途中でハムストリングの負傷により退場しましたが、約13分の出場で13得点を挙げていました。
ティンバーウルブズの注目選手の活躍

ティンバーウルブズではアンソニー・エドワーズが23得点、14リバウンドと奮闘しました。ナズ・リードはベンチから19得点を挙げ、チームに貢献しました。ジュリアス・ランドルも18得点と6アシストを記録し、攻撃の中心として存在感を放ちました。
序盤戦
試合の序盤は接戦となり、第1クォーターは18対20とわずかにウォリアーズがリードしました。第2クォーターに入ると、ドレイモンド・グリーンとステフィン・カリーの3ポイントシュートでウォリアーズがリードを広げました。カリーが負傷退場した後もグリーンが活躍し、前半終了時点で44対31と13点のリードを奪いました。
終盤戦

後半に入ってもウォリアーズが主導権を握り、第3クォーターには最大で20点以上のリードを築きました。ティンバーウルブズは第4クォーターで追い上げを見せ、9点差まで詰め寄りましたが、ウォリアーズがリードを守り切り勝利を収めました。
まとめと次戦

ステフィン・カリーの負傷退場という不利な状況にもかかわらず、ウォリアーズはチーム全体の力と3ポイントシュートの精度で勝利を掴みました。ティンバーウルブズは序盤の大量ビハインドが響き、ホームでの第1戦を落としました。次の第2戦は日本時間5月9日に再びウルブズの本拠地で行われ、ウルブズはホームでの初勝利を目指します。