今日の注目試合 クリッパーズ(LAC)対ナゲッツ(DEN)
試合の背景
デンバー・ナゲッツとロサンゼルス・クリッパーズは、ウェスタンカンファレンス1回戦の第7戦を迎えます。両チームとも過去にGame 7の経験があり、ナゲッツは昨季の第7戦で20点差を逆転されて敗退した苦い記憶がありますが、今季はその教訓を活かし、ホームでの決戦に臨みます。勝者は第1シードのオクラホマシティ・サンダーと対戦します。
ナゲッツの状況
ナゲッツはシリーズ第5戦でジャマール・マレーが43得点の大爆発を見せましたが、第6戦ではやや沈黙。ニコラ・ヨキッチはシリーズ平均でトリプルダブル級の活躍(25.3得点、11.8リバウンド、10.5アシスト)を続けています。マレーはホームでの試合で特に調子が良く、今シリーズのホーム3試合では平均29得点、FG52.4%、3P51.7%と高水準を記録。マレーとヨキッチの2メンゲームが序盤から機能するかが勝敗を左右します。チームに大きな怪我人はおらず、万全の体制で臨みます。
クリッパーズの状況
クリッパーズは第6戦でジェームズ・ハーデンが28得点、カワイ・レナードが27得点とエース2人が躍動し、敵地で勝利してシリーズを振り出しに戻しました。ニコラス・バトゥームが第3Qから先発起用され、ヨキッチやマレーへの守備で存在感を発揮。イビツァ・ズバッツも今プレーオフで平均18.7得点、FG68.1%とインサイドで安定した活躍を見せています。チームに怪我人はおらず、ロスター全員が出場可能です。
ナゲッツの注目選手
ニコラ・ヨキッチはシリーズを通じてトリプルダブル級のパフォーマンスを維持し、攻守の中核を担っています。ジャマール・マレーはホームでの爆発力があり、Game 7でも積極的な得点が期待されます。マイケル・ポーターJr.やアーロン・ゴードンのサポートも重要な要素となります。
クリッパーズの注目選手
カワイ・レナードとジェームズ・ハーデンは第6戦でコンビネーションを発揮し、勝負強さを見せました。バトゥームは守備と3ポイントで起用価値が高く、ズバッツはインサイドでの得点力とリバウンドでチームの支柱となっています。経験豊富なベンチ陣もGame 7での活躍が期待されます。
注目試合の解説 DEN 120 – 101 LAC
試合結果
デンバー・ナゲッツはホームでロサンゼルス・クリッパーズを120-101で圧倒し、シリーズ第7戦を制してウェスタン・カンファレンス準決勝進出を決めました。ナゲッツは最大35点差をつける一方的な展開で、昨季のプレーオフでの苦い敗戦を払拭するような快勝となりました。次戦は第1シードのオクラホマシティ・サンダーと対戦します。
ナゲッツの注目選手の活躍

ニコラ・ヨキッチは16得点、10リバウンド、8アシストと安定した活躍を見せつつ、今回は脇を固める選手たちの貢献が際立ちました。アーロン・ゴードンがチーム最多の22得点、クリスチャン・ブラウンが21得点で攻守にわたり活躍。ジャマール・マレーとラッセル・ウェストブルックがそれぞれ16得点、マイケル・ポーターJr.が15得点を挙げるなど、6人が2桁得点を記録しました。特にブラウンはジェームズ・ハーデンの守備でも大きな役割を果たし、ハーデンを7得点(2/8)に封じ込みました。
クリッパーズの注目選手の活躍

カワイ・レナードが22得点でチームをリードしましたが、他の主力が伸び悩み、イビツァ・ズバッツは10得点と今シリーズで最も静かな内容に終わりました。ジェームズ・ハーデンもナゲッツの守備に苦しみ、得点が伸びませんでした。試合序盤はクリッパーズが26-21とリードしたものの、第2クォーター以降はナゲッツの猛攻に屈しました。
序盤戦
第1クォーターはクリッパーズがリズムをつかみ、26-21とリード。しかしナゲッツは第2クォーターで37-21と圧倒し、ハーフタイムには58-47と逆転に成功しました。ヨキッチとマレーは序盤シュートに苦しみましたが、ブラウンやゴードンの活躍で流れを引き寄せました。
終盤戦

第3クォーターに入ると、ナゲッツが17-0のランで一気にリードを広げ、クリッパーズを突き放しました。試合終盤にはヨキッチがファウルトラブルでベンチに下がる場面もありましたが、ウェストブルックのダンクやチーム全体の守備でリードを守り切りました。クリッパーズは最後まで反撃の糸口をつかめず、ナゲッツが余裕を持って勝利を収めました。
まとめと次戦
ナゲッツは昨季の悪夢を払拭する大勝でシリーズ突破を果たし、次はオクラホマシティ・サンダーとのカンファレンス準決勝に臨みます。クリッパーズは序盤のリードを生かせず、後半に失速してシーズンを終えました。ナゲッツは多彩な攻撃と守備のバランスで、次戦以降も注目されます。
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