今日の注目試合 ロケッツ(HOU)対ウォリアーズ(GSW)
試合の背景
ゴールデンステート・ウォリアーズとヒューストン・ロケッツのウェスタンカンファレンス1回戦は、ウォリアーズが2勝1敗とリードし、第4戦をホームで迎えます。ウォリアーズは第3戦をジミー・バトラー抜きで戦い、104-93で勝利しました。バトラーは第2戦で骨盤と臀部を痛めて以降、出場が不透明な状況が続いていますが、第4戦での復帰が期待されています。
ウォリアーズの状況

ジミー・バトラーは第1戦で25得点、7リバウンド、6アシスト、5スティールと攻守で大きな存在感を示しましたが、第2戦で負傷し、第3戦を欠場しました。復帰は当日のコンディション次第とされていますが、チーム内では出場への期待が高まっています。バトラー不在の第3戦では、ステフィン・カリーが36得点、9アシスト、7リバウンドと圧倒的な活躍を見せ、プレーオフ通算得点で歴代10位に浮上しました。さらに、バディ・ヒールド(17得点)やゲイリー・ペイトンII(16得点)などベンチメンバーも貢献し、総得点42点を記録しました。ウォリアーズはバトラー加入後、出場した試合で25勝8敗と好成績を残しており、彼の復帰がチーム全体の守備力と安定感を高めると見込まれています。
ロケッツの状況

ロケッツは第3戦で第4クォーターに逆転を許し、シリーズの流れを取り戻すためには修正が必要です。フレッド・バンブリートがチーム最多の17得点を挙げましたが、ステフィン・カリーを止めることができませんでした。ジェイレン・グリーンは第2戦で38得点と爆発しましたが、第3戦では9得点にとどまり、安定感に課題が残ります。アルペレン・シェングンはシリーズ平均19.3得点、12リバウンドでインサイドの柱となっていますが、バンブリートはフィールドゴール成功率26.8%と苦戦しています。
ウォリアーズの注目選手

ロケッツの注目選手

アルペレン・シェングンはインサイドでの得点力とリバウンドでチームを支えています。ジェイレン・グリーンは第2戦で38得点を挙げるなど爆発力があり、シリーズの流れを変える可能性を持っています。フレッド・バンブリートは経験豊富な司令塔ですが、シュート効率の改善が今後の鍵となります。
注目試合の解説 HOU 106 ー109 GSW
試合結果
ゴールデンステート・ウォリアーズは、負傷から復帰したジミー・バトラーの活躍でヒューストン・ロケッツを109-106で下し、プレーオフ1回戦シリーズを3勝1敗としました。バトラーは試合終盤に決定的なフリースローとリバウンドを決め、勝利を引き寄せました。シリーズ第5戦はヒューストンで行われます。
ウォリアーズの注目選手の活躍
ジミー・バトラーは骨盤の負傷から復帰し、27得点・5リバウンド・6アシストを記録。残り58.7秒で3本のフリースローを沈め、さらに残り4秒で試合を決定づけるリバウンドを奪い、最後もフリースローでリードを広げました。ブランディン・ポジエムスキは26得点、ステフィン・カリーは17得点を挙げ、バディ・ヒールドも終盤に勝ち越しの3ポイントを含む15得点で貢献しました。
ロケッツの注目選手の活躍
アルペレン・シェングンが31得点10リバウンド、フレッド・ヴァンブリートが25得点を記録。ヴァンブリートは残り1分20秒で同点の3ポイントを決めましたが、試合終了間際の3ポイントは決まらず、逆転はなりませんでした。
序盤戦
第2クォーターは両チームの選手同士が激しくぶつかり合い、テクニカルファウルやフレグラントファウルが相次ぐ荒れた展開となりました。特にカリー、ドレイモンド・グリーン、ディロン・ブルックスらが絡む場面で緊張が高まりました。
終盤戦
試合終盤は一進一退の攻防となり、バトラーがフリースローで勝負を決めました。ロケッツはシェングンの得点で1点差まで詰め寄りましたが、最後はヴァンブリートの3ポイントが外れてウォリアーズが逃げ切りました。
まとめと次戦
ウォリアーズはバトラーの復帰と勝負強さでシリーズ突破に王手をかけました。一方、ロケッツはホームでの第5戦に望みをつなぎます。シリーズはヒューストンに戻り、ウォリアーズが決着をつけるか、ロケッツが巻き返すかが注目されます